和知矯正歯科クリニック / 

よくあるご質問

治療開始前のご質問

どのくらいの年齢から矯正治療をはじめれば良いのでしょうか?
矯正治療の開始時期は、歯並びの状態だけでは決められません。骨格の問題、習癖や治療する本人の全身の健康状態や成長の度合い、そして本人とその家族のやる気と理解で変わってきます。矯正治療は、始める時期により「こどもの矯正治療(早期治療)」と「大人の矯正治療」の2つに分けられます。 早期治療というのは、乳歯列や混合歯列の時期に始める治療のことです。この時期の治療は、明らかに悪い状態であるなら、少しでも治療しておいて、永久歯が正しく生えやすい環境をつくったり、永久歯の矯正治療を始めるための準備を整えておくのが大きな目的です。早期治療は、成長を利用して骨格のズレを治療したり、歯列を拡大したりするのに適しています。指しゃぶり、舌癖、爪噛みなど、歯並びに悪い影響のある習癖をやめさせて、それ以上歯並びが悪くならないようにするのも早期治療のひとつです。順応性の豊かな時期ですので、患者本人の苦痛も少なく、早く慣れて、好ましい反応を得やすいといえましょう。また、早く始めれば、歯を抜かずに治療できる可能性が増すなどのメリットがあります。 大人の矯正治療は、歯にブラケットを付けて、広い範囲にわたって徹底した治療を行うことができます。
年齢が高いのですが、矯正治療の効果はありますか?
歯や歯茎、あごの骨などの状態が健康であれば、何歳になっても歯列矯正治療は可能です。矯正治療は子供達のためばかりに行われているわけではありません。 ただ、成長期にある子供の方が成長・発育を利用しながら治療が進められるので条件が有利になります。
矯正について相談に行ったら、その後すぐ治療が始まるのですか?
いいえ。まずは初診相談を行い、矯正治療全般についてのご説明をいたします。そして、ご希望があれば矯正治療方針をたてるために必要な精密検査を行います。その後、治療方針のご説明をいたしますので治療内容に納得していただいた後、実際の矯正歯科治療が始まります。
初診相談の時間、費用はどのくらいかかりますか?
時間は30分から60分で、相談の費用は無料となっております。
矯正治療にかかる期間はどのくらいですか?
歯の状態および年齢によって異なります。精密検査後、診断の際にご説明いたします。
どれくらいの頻度で通院するのですか?
月に1度、または2ヵ月に1度程度です。

診療予約について

土曜、日曜も診てもらえますか?
はい、診察しております。土曜日は、毎週 09:30~13:00、14:30~18:00。日曜日は、月に1回診療を行っております。診療日につきましては、診療スケジュールにてご確認ください。
矯正治療で1回の治療時間はどれくらいかかりますか?
処置内容により異なりますが15分~60分程度です。
完全予約制ということですが待ち時間はありますか?
待ち時間は殆どありませんが、まれに10分程お待たせすることもあります。
予約のキャンセルはいつまでにすれば良いでしょうか?
前もってわかっている場合は、早めにお願いいたします。当日のキャンセルもご予約の時間までにご連絡をいただければ受付けします(当日のキャンセルについては他の患者さんに迷惑になりますので、予定がわかった時点でご連絡をお願いいたします)。
緊急時はすぐに処置をしてもらえますか?
お痛みなどありましたらご連絡後来院していただきます。矯正専門医が常勤していますのでお困りの際にも迅速な対応が可能です。

矯正装置、痛みについて

矯正器具をつけての体育や音楽の授業などが心配です。大丈夫でしょうか?
吹奏楽器は吹きにくいことがありますが、すぐに慣れます。 運動する場合でも特に問題ありません。
治療や矯正器具の装着中は痛みがありますか?
歯科矯正治療では、1本1本の歯を理想的な位置に動かしていきます。歯が動き始める2、3日間、個人差はありますが歯が浮くような違和感や、噛むと痛いといった症状が現れることがあります。これは歯が動いている証拠なのですが、次回の治療までの間ずっと続くことはありません。また、当クリニックではできるだけお痛みを感じないような治療を心がけております。
矯正器具は歯を傷つけますか?
歯科専用の接着剤で装置を接着しますので傷つけることはありません。装置を除去する際、接着剤をきれいに除去する為に専用の器具を使います。まれに歯の表面がわずかに傷つくこともありますが、歯の再石灰化可能の範囲ですのでご安心ください。
矯正器具「ブラケット」の色は銀色だけですか ?
金属(メタル)のものと、クリアタイプものとがあります。クリアタイプのものは透明ですので殆ど目立ちません。当院では追加料金なしにどちらの装置も選択可能です。
矯正器具が原因で歯肉が腫れることがありませんか?
歯磨きをきちんとしていただいていれば腫れることはありません。
発音が心配です。矯正器具をつけて普通に話せますか?
発音する時には唇や舌が複雑な動きをしています。歯に矯正装置をつけることによって、一時的にそれらの動かし方が不自然となり発音しにくくなることはあります。特に歯の裏側に装置を付けるリンガル方式では、装置装着後に発音しにくいと訴えられる方が多いと言えます。しかし、ほとんどの場合、どのような装置でも慣れるにしたがって発音も元通りに回復しますので心配ありません。
矯正器具は食事に影響がありますか?
装置を入れた直後は、少し違和感や痛みを自覚されることがありますが数日から1週間ぐらいで慣れてしまう場合がほとんどです。

費用・お支払いについて

料金が高いと聞きましたが?
当クリニックでは、毎回の治療費(矯正装置料、調整料など)をいただかない料金システム(トータルフィーシステム)ですので、はじめにご提示する料金以外に追加料金はかかりません。明確な料金で、矯正治療終了まで安心して治療を続けていただけます。また、お支払いは無利子の分割も可能ですので、ご相談ください。
どこの矯正歯科に行っても治療費は同じですか?
健康保険の範囲を越える治療を「自由診療」と言います。これは治療の内容に制限がなく、どのような材料を使って、またどのような治療を行っても自由だよということです。したがって、矯正治療を行う医師の考え方で治療の内容や結果が大きく変わるので、治療の費用も当然差が生じます。 また、医院の立地条件によっても変わります。
支払い方法はどのようなものがあるでしょうか?
銀行振込とさせていただきます。無利子の分割払いも可能です。
支払いでカードは使えますか?
当院では取り扱っておりません。
矯正治療は医療控除の対象になりますか?
はい。確定申告されますと治療費などのお支払いの一部が還付されることがあります。1月~12月までに発行された領収書の合計が10万円以上であれば、受け付けてもらえますので、確定申告の時期に最寄の税務署へ領収書をご持参の上、申請してください。

虫歯などについて

矯正器具が原因で虫歯になりやすくなりませんか?
どんな病気の治療にも多少のリスクがあるように、矯正治療も例外ではありません。矯正装置を付けていますと、歯みがきがしにくくなるので普段以上にケアをしないと虫歯や歯槽膿漏になる可能性が高くなります。矯正治療を受けるにあたり当院では、歯みがきの方法はもちろん、治療中のメインテナンスを徹底して行っております。患者さんが当院との約束事を守って協力していただければ、大きな問題が起きることはまずありません。
虫歯があります。虫歯の治療が終了してから矯正治療してもらった方が良いのでしょうか?
検査の結果、虫歯の治療をしないと矯正治装置が付けられなかったり現在痛みなどの症状がある場合には、矯正治療に先立って虫歯の治療をしていただくことになります。しかしそのような問題がなければ、先に矯正治療を始めることもあります。また、現在歯に被せてある冠や詰め物は悪い歯並びの状態に合わせて作られていますので、矯正治療の途中あるいは終了後に作り直さなくてはいけないこともあります。いずれにしても検査の結果、治療方針が決まらないと何ともいえません。 まずは、ご相談ください。
「虫歯になった」「親知らずが痛い」「詰め物がとれた」といった場合も診もらえますか?
当医院は矯正専門の医院ですので、虫歯などの治療に関しましては一般歯科の受診をお願いしております。かかりつけの先生がいらっしゃらない場合には、ご紹介することも可能です。
差し歯や、ブリッジの歯がありますが、矯正治療できますか?
いずれの場合にも矯正治療には支障ありません。ただし、歯を動かすとかみ合わせや歯ぐきの形も変わってくることがありますので、矯正治療終了後にもう一度つくりかえる必要があるかもしれません。

妊娠・出産について

矯正治療中に妊娠や出産をしても大丈夫ですか?
矯正治療中にご出産をお考えの女性はたくさんいらっしゃいます。妊娠が矯正治療に与える影響は以下の3つが考えられます。 (1) 矯正治療では、治療を始めるにあたりレントゲン診査を行います。わずかな放射線量のため胎児に影響はありませんが、妊娠中の方にとっては心配なことです。ご心配な方はおっしゃってください。 (2) 矯正治療中に抜歯をしなくてはならない場合があります。抜歯後にはお薬を飲んでいただかなくてはならないことがあり、妊娠中は、薬を選択する必要があります。 (3) 妊娠によって母体のホルモンバランスが変化し歯肉(はぐき)が炎症を起こし赤く腫れやすくなる方もいらっしゃいます。しかし、これは普段の歯みがきをしっかりしていただくことで十分予防できます。 矯正治療でのレントゲン診査や抜歯は通常治療の始めに行うことが多いので、治療初期を過ぎれば妊娠、出産は問題ないでしょう。次は、矯正治療が妊娠中の胎児や出産に与える影響ですが、これはまったく問題ありません。今まで何人もの方が治療中に妊娠、出産しましたが問題はまったくありませんでした。
矯正治療は授乳中でも大丈夫ですか?
問題ありません。

その他のご質問

矯正治療では歯を抜くことがあると聞いたので心配なのですが?
歯はすべて大切なものです。できるだけ抜かない治療方針を立てます。しかし、現代人の場合、顔全体が小さく歯を支える土台となるあごの発育が悪く、歯を抜かなければならないケースが増えてきています。当院では、精密な検査によってあごの大きさや歯の大きさを調べたうえで、美しい歯ならびや調和のとれた横顔を得るために、どうしても歯を抜かなければならないと判断した場合のみ抜くことになります。ただし、抜いた隙間は矯正治療により完全に閉じてしまいます。
治療終了後は何もしなくてよいのですか?
きれいになった歯並びを保つためにリテーナーという取り外しのできる装置を使用していただきます。
指しゃぶりは、歯ならびに関係ありますか?
はい、関係あります。しゃぶる頻度が減ってきているようすがなく、昼間もよくしゃぶり、指タコがはっきりとわかるような場合は、開咬(前歯だけが開いている)や上顎前突(出っ歯)になる可能性が高く、歯列、咬合、発音、口元などに影響が出てきます。程度も重い場合が多いのが特長です。特に学童期(6歳から12歳ころ)では、自然に止めるのは難しく、そのため歯並びも悪化しやすくなります。矯正歯科や小児歯科等による治療や指導を要します。4才以降の指しゃぶりは咬みあわせに影響するといわれています。
治療中に食べてはいけないものはありますか?
ガム、キャラメルなどの粘着性の食べ物は避けてください。肉類などの硬いものは、乱暴にかまずに細かく切ってゆっくり噛むようにおすすめしています。
矯正と審美歯科とは違うのですか?
矯正歯科はご自身の歯を自然なままで保ちつつ動かして歯ならびを治していきます。 審美歯科はご自身の歯の神経を取ったり、削ったりし被せものなどで修復していく方法です。